WebエンジニアのHIROKIです!
「会社のホームページ、ちゃんと表示されているし大丈夫でしょ?」
そう思いますよね。でも、見た目はいつもどおりでも、裏側に直したほうがいい問題が残っていることがあります。
今回のニュースは、そんな問題が、これからも見つかりそうだという話です。
「うちは何をすればいいの?」という方に向けて、順番にお話しします!
そもそも、何が起きたの?
ホームページは、文字や写真だけでできているわけではありません。お問い合わせを送ったり、記事を表示したりするために、裏側でさまざまな仕組みが動いています。
その仕組みのひとつが「PHP(ピーエイチピー)」です。すべてのサイトではありませんが、多くのサイトで使われています。
今回、そのPHPに、外部の人が不正な操作をするために悪用できる問題が見つかりました。ニュースに出てくる「脆弱性(ぜいじゃくせい)」とは、こうした弱点のことです。
家に例えるなら、鍵の仕組みに不具合が見つかったようなものですね。
ただし、鍵に問題があることと、すでに泥棒に入られたことは別です。自社にも関係するか、直す必要があるかを確かめることが先です。
直したら、もう安心じゃないの?
今回の問題を直すことは大切です。ただ、それで今後ずっと何もしなくていい、とは言い切れません。
ChatGPTを開発した会社「OpenAI」は、PHP以外にも重大な問題を見つけ、修正に取り組んでいると発表しました。今後数カ月で、こうした発見が増えるとも予想しています。発表の原文
「あなたのサイトが危険だ」と発表されたわけではありません。 今回だけでなく、次に問題が見つかったときも対応できるようにしておこう、という話です。
なぜ、今になって見つかるの?
背景のひとつが、AIです。人だけでは見つけにくかった問題を、AIも使って調べられるようになっています。
今回のPHPの問題にも、前から気づかれていたものがありました。
2024年
問題の兆候に気づく
↓
2026年8月
実際に悪用できるという報告が届く
↓
10月21日
問題を直したものが公開される
直すことで、今まで動いていたものが動かなくなるおそれもあり、対応が難しかったそうです。PHPを支える団体の説明
つまり、「AIが問題を作った」とは限らず、「前からあった問題を見つける助けにもなっている」んですね。
一方で、悪用する側もAIを使えます。だからこそ、問題が分かったら、そのままにしないことが大切です。
まず、誰に何を聞けばいい?
ホームページを作ってくれた会社や、普段更新をお願いしている人に連絡してみてください。
難しい言葉を使わなくてOKです。こんな文章で伝わります!
ホームページに使われているPHPに問題が見つかったというニュースを見ました。うちのサイトも関係しますか? 直す必要がある場合は、対応済みか、これから対応する予定かを教えてください。

10月23日にも、関連する追加の問題が案内されています。「21日に直しました」と返事が来たら、「その後に出た案内も確認できていますか?」と聞いておきましょう。PHPの公式案内
もうひとつ聞くなら、これです。
「次にこういうニュースが出たときも、確認してもらえますか?」
毎回、自分でニュースを探し続けるのは大変ですよね。誰が確認するか、決めておくと動きやすくなります。
サイトを作り直す必要はある?
今回のニュースだけで、全部作り直す必要があるとは言えません。
今の担当者が、必要な作業や予定を説明してくれるなら、まずは一緒に進めればいいと思います。
「誰に聞けばいいか分からない」「何年も放置している」なら、これを機に管理の仕方を見直してみましょう。
AIは、これからも上手に使っていきたい
僕は、AIを使った開発にはメリットがあると考えています。作業を早く進めたり、見落としを探したりする助けになるからです。
ただ、作ったあとに人が確かめることや、必要な修正を続けることもセットです。
早く作る。作ったあとも、きちんと面倒を見る。 そこまで含めてお手伝いしたいと思っています。
「返事は来たけど、何を言っているのか分からない…」という相談でも大丈夫です!
今のサイトをどうしたいか、まだ決まっていなくても構いません。必要な対応を一緒に整理しましょう。
PHPについては、前回の記事でもお話ししています。
2026年10月25日時点の情報です。自社への影響は、サイトを管理している人に確認してください。