WebエンジニアのHIROKIです!
ChatGPTを開発した会社「OpenAI」が、2026年10月26日に新しいAIモデル「GPT-6.1 Terra」を発表しました。画面の内容を読み取り、コンピューターを操作する能力を重視した更新です。
同社が用途に挙げたのが、請求書から会計ソフトへの入力です。資料を見ながら、別の画面へ取引先名や金額を打ち込む仕事との接点があります。公式発表
では、人が入力する作業をどこまで任せられるのでしょうか。発表された用途と、会社で使うための条件を、2026年10月29日時点の情報で整理します。
資料を読むだけでなく、入力先の画面も操作する
今回の注目点は、資料から情報を抜き出す作業と、その情報を別の画面へ入力する作業をつなぐことです。
請求書は、商品やサービスの代金を相手に知らせる書類です。例えば、そこにある取引先名・請求日・金額を読み取り、会社のお金の出入りを記録する会計ソフトの各欄へ入力する流れが考えられます。
AIに内容を尋ね、人が回答をコピーする使い方とは、任せる範囲が違うんです。OpenAIは、こうした請求書の転記やフォーム入力をTerraの用途として説明しています。用途の説明
- 請求書の内容を読む
AIが取引先名・請求日・金額を読み取る。
- 入力する欄を見つける
AIが入力先の画面を見て、各情報を入れる欄を選ぶ。
- それぞれの欄へ入力する
AIが画面を操作し、読み取った情報を入力する。
- 担当者が結果を確かめる
元の請求書と入力先を見比べ、誤りがないか確認する。
OpenAIが示した用途をもとにした転記の流れです。自社のソフトで使えるかは別途確認が必要です。
ただし、画面操作自体が今回初めて登場したわけではありません。今回の発表は、既存モデルからの能力向上を示すもので、日本の特定の会計ソフトへの対応や、自社帳票での精度まで分かるものではありません。
会社のChatGPTで、そのまま使える?
会社向けプラン「ChatGPT Business」では、Terraを「Work」と「Codex」へ段階的に提供すると案内しています。通常の会話画面「Chat」では利用できません。Businessの更新情報
Workは調査や資料作成など、まとまった仕事を進める機能です。Codexはソフトウェア開発向けなので、事務作業を検討するなら、まずWorkを使えるか確認するとよいでしょう。
もう一つ必要なのが、転記先のソフトをAIが操作できる環境かという確認です。Terraが提供されても、社内のソフトへ自動的につながるわけではありません。画面操作の仕組み
WorkのWeb・モバイル版は、手元のPCではなく提供元側のコンピューターで動きます。デスクトップ版でPC内のファイルやアプリを扱う場合も、契約プランや会社の権限設定、本人の許可が関係します。Workの利用環境
社内の管理担当者には、「会社のWorkでTerraを使えますか。転記先のソフトも操作できますか」と聞くと、利用できる機能と操作範囲を分けて確認できます。
最初は、架空の請求書で転記を試す
使える環境が確認できたら、まずは架空の請求書とテスト用フォームで試すことを提案します。支払いや本番の会計登録は含めず、必要な情報を正しい欄へ移せるかを見る試験です。

試験用のアカウントには、本番の登録・支払い権限を与えないよう管理担当者に相談してください。「登録しないで」という指示だけでなく、操作できる範囲も限定する考え方です。公式ガイド
結果を見るときは、AIの「完了しました」という返事ではなく、元の請求書と入力先を見比べます。金額や日付、入力欄の取り違えを確認し、人が直した箇所を記録すると、任せられる範囲を考える材料になります。
実際の顧客情報を使う前には、入力先と扱う情報について会社の承認が必要です。フォームは入力した時点で情報を送る場合があるため、最後の送信ボタンだけを確認するのでは不十分なんです。情報入力の注意点
帳票からWebフォームへの転記を架空データで試すAI自動化の試作は、HIROKIへご相談ください。