WebエンジニアのHIROKIです!
AIに仕事を頼むたび、「この順番で書いて」「この見本に合わせて」と説明し直す。便利なはずなのに、同じ指示を打つ手間が残ることがありますよね。
その仕事の手順をまとめ、必要なときにAIが読めるようにする仕組みが「Agent Skills」です。
一度まとめた手順を使えるなら、毎回ゼロから説明しなくて済みそうですよね。まずは、どんなふうに仕事で使うのか、毎月の報告書を例に見てみましょう。
「いつものやり方」を、会話の外に残しておける
例えば、毎月の売上報告。見出しの順番や金額の書き方は、その会社で決まっていることが多いと思います。
毎回AIへ説明する代わりに、手順と完成見本を一つのフォルダーにまとめておく。対応するAIは、仕事に必要なときにそれを読み込みます。
これがAgent Skillsの基本です。手順だけでなく、参考資料や、作業を助けるプログラムを添えることもできます。開発元の説明
人が替わっても、同じ手順を渡せる。 個人のチャット履歴にだけ説明が残っている状態より、会社でも使い回しやすくなります。
別のAIに乗り換えても、作った手順を使えるように
せっかく会社の手順をまとめたなら、使うAIを変えても、そのまま活用したいですよね。そのためには、違う会社のAIでも読み取れる共通の形式が必要になります。
Agent Skillsを開発したのは、対話型AI「Claude」を提供するAnthropicです。2026年10月22日、同社はAgent Skillsの名前やロゴ、公式サイトなどを「Agentic AI Foundation」という財団へ移すと発表しました。この財団は、複数の会社が共通のAI技術を育てるための団体です。公式発表
作った手順を、さまざまなAIで使いやすくしていく。その方向へ進んでいる点が、使う側にも関係してきます。
自社の報告書なら、まず三つをまとめてみる
では、自分の会社でも使うには、何を用意すればいいのでしょうか。まずは報告書を作るとき、AIに毎回説明していることを書き出してみましょう。
毎月の報告書なら、例えばこの三つです。
- 材料:今月の売上表と、前月の報告書
- 手順:売上、前月との差、来月の予定の順に書く
- 見本:実際に使いたい報告書の形
ここまであれば、「いつもの感じで」というお願いが具体的になります。
数字がないときは「要確認」と残す、といった決まりも入れておくと、確認する側も読みやすいです。

手順を作ったら、実際の下書きで確かめる
使える機能や、手順を更新したときの扱いはAI製品で異なります。会社で使っているAIにどう組み込むか、設定担当者に確認しましょう。Microsoftの公式資料
あとは、使ってよい資料を渡して一度作ってみる。見本と違う箇所があれば、手順を具体的に直します。
- 使えるか調べる
設定担当者が、今のAIで手順を使う方法を確認します。
- 下書きを見比べる
報告書を書く人が、AIの下書きを完成見本と見比べます。
- 数字が足りないときも試す
報告書を書く人が、AIが数字を推測で補わないか確認します。
- 手順を変えたら再確認
設定担当者が、AIが新しい手順を使うか確認します。
報告書を書く人と、AIを設定する人が協力して確かめます。
自分で一からまとめる代わりに、外部で配布されている手順セットを使う方法もあります。ただ、プログラムを含むこともあるので、その場合は導入前に設定担当者へ中身を確認してもらってください。開発元の注意点
私は、AIに何を伝えるかを会社の中に残せることに、使いやすさがあると思います。毎回うまく頼める人だけが使える状態から、同じ仕事をする人が使える状態へ近づけるからです。
報告書や日々の作業をAIに任せる仕組みは、HIROKIへご相談ください。今の手順を整理するところからお手伝いできます。